2005/09/07

食べて治す・健康になる 料理大百科

平成17年10月中旬発売
食べて治す・健康になる 料理大百科
監修:猿田享男 他

インドネシア風ガドガドサラダ、ヤムウンセン…どこのエスニックレストランのメニューかと思いきや、本書の高脂血症予防のレシピなんです。ナシゴレン、豚スペアリブの唐揚げは高血圧予防、麩チャンプルーは脳梗塞予防向け…健康診断の結果が心配な人も、なんだか食生活を楽しんでいけそうな感じがしますね。
巻頭はカラーページで料理を症状ごと、料理の内容ごとに料理の写真をまとめて掲載していて、まるでレストランでメニューを見るように、今日の献立選びが出来ます。
各症状ごとにレシピが掲載されていて、あわせてその症状を予防するライフスタイルも提案されています。

また、今は特に調子が悪くない人にも、「あなたが陥りやすい病気・不調チェック」というチャート式テストが用意されていて、「毎日ビール1本以上酒を飲む」「両親のどちらかもしくは両方が高血圧」などの質問に答えているうちに陥りやすい病気や不調が分かってきます。

病気というほどでもなくとも、何となく調子が悪い…冷え性や便秘、老化防止向けのレシピもあります。

そしてなんといっても興味深いのが、健康によい食材の章です。さまざまな食材の産地や種類、旬、栄養と健康、保存法などの注意事項を紹介しています。いままで何となく生活の中で身近だった食材について改めていろいろなことが分かります。例えば鯛。鯛の皮には強力な抗酸化作用のある「アスタキサンチン」が含まれているので、皮ごと食べたほうがいいそうです。いままで皮をよけていた私は貴重な老化防止の機会を失っていたわけですね。。サトイモって米より早く渡来していたなんて知っていましたか?そういった食べ物の歴史的背景を知ることもできます。ついでに、サトイモは冷蔵庫で保存しちゃいけなかったんですね。知りませんでした。。
もちろんこの章では食材の紹介だけでなく、それを使ったレシピも掲載しています。

健康は食から、と言いますが、自分の体を作っていく食べ物のルーツや性質を知り、その豊かさを取り入れていく。食を楽しむことで自分が豊かになっていくことを感じさせる1冊です。(ドラゴンフィッシュ)
posted by ドラゴンフィッシュ at 17:45| Comment(10) | TrackBack(9) | 近刊

2005/06/02

熱血!日本酒バカ−なんとしてでも呑みたい食中酒−

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平成17年6月15日発売予定
熱血!日本酒バカ−なんとしてでも呑みたい食中酒−
魚柄 仁之助 著

日本酒、と言われると、矢崎滋が「まる!」と叫んでいる姿や、和服姿の高島礼子が脳裏に浮かぶ。日本酒をほとんど飲まない(ワインは飲むけど)私にとって、CMで宣伝されているお酒以外はほとんどシラナイ。でも有名なお酒なら一流の蔵元だろうし間違いないんじゃない?という印象はあった。
し、か、し、この本の著者魚柄仁之助氏(めちゃめちゃ変換しづらいな〜、この名前)が言うには、いいお酒はテレビや広告には顔を出さないらしいのだ。(わー、こんなこと言っていいのかしら)
いい酒を造っている蔵を訪れると、たいてい蔵の建物はボロっちいらしい。…土壁はなかば崩壊し、壁のハメ板はとれたまま、とびらはガタガタ…(本文から抜粋)もちろん、CM等の宣伝にお金を使ったりしない。でも、洗米や精米の機械、温度管理の機械など、お酒を造るための設備にはめちゃくちゃお金をかけている。なんとも泣けてくる話だ…うう。
著者の魚柄氏はそうした一途に酒造りに情熱を燃やす酒の造り手たちを、愛情込めて「日本酒バカ」と呼び、その「日本酒バカ」たちの気迫のこもった知られざる(氏の言う「プロの酒飲み」の間では有名かもしれないが)酒を、熱いエピソードとその酒に合う簡単な肴のレシピを交えながら語っていく。
ところで、このレシピというのが、ほんっとうに「これでいいのかよおお!!」と思うくらい簡単、なのである。例えば、「泪目大根」。これ、何だと思います?大根スライスに岩塩をパラリとふりかけるだけ、ほんとうに、それだけ。時間が経つと大根の水分が浮かんでくるからそれが涙。ほんとですかあ?でも、やってみたら結構イケました。これ、ドイツ料理なんだって。他のレシピもも気が抜けるぐらい簡単。ずぼらな私にはなんだかうれしいわー。
他にも、強い味のお酒なら夏はロックでも!なんて目から鱗なことばかり。なんだか読んでいるうちに私も日本酒にはまっちゃいそうな予感…。(ドラゴンフィッシュ)
posted by ドラゴンフィッシュ at 14:11 | TrackBack(6) | 近刊